【マーキーライト】アルファベット箱文字看板をオーダーする際のポイントを紹介
マーキーライトと呼ばれるアルファベットの箱文字看板は、裸電球のレトロな雰囲気を気に入ってくださる方が多く、お問い合わせが多いアイテムです。
この機会に、製作に関するご相談の際のポイントや、知っておくと何かと役に立つ注意点なども織りまぜながら、ちょっと詳しくご紹介させていただきたいと思います。
「G」マーキーライト製作例の基本仕様について
こちらの製作例の大まかな仕様についてはじめにご紹介いたします
- インテリア用(屋内で使用)として「鉄」で製作
- 床置き、壁掛けなど様々な使用環境に対応できる構造(自立します)
- 軽くマットクリアペイントして、ゆっくり経年変化を楽しめる仕上げ
- 着色塗装はせず鉄の雰囲気を生かした仕上げ
- サイズは高さが約610ミリ
- フォントは一般的なフォントではなくオリジナルのデザイン
- クリアタイプの裸電球で、光量は明るすぎないレトロな感じ
- 電源ケーブルは背面から長めに出して、コンセント側にオンオフスイッチ
このようなポイントで製作しています。
オーダー製作ですので、各部のご希望をお伺いしながら仕様決定のお手伝いをさせていただきます。
マーキーライトの使用(設置)環境と箱文字の材質について
屋内で使用する場合
- 風や雨、直射日光にさらされる心配がない屋内で使用する場合が、最も仕様やデザインを決定する際の自由度が高くコスト面でも有利です。
- 床やテーブルに置いて使用したり、脱着可能な状態で壁に引っ掛けたりもできますし、場所を決めてしっかり固定(施工)する事もできます。
- 鉄製でもサビの心配が少なく極薄いクリアペイントでゆっくりと経年変化を楽しむことができます。 ワックスフィニッシュも可能ですが、構造が入りくんでいるため軽くペイントしておくとメンテナンスが簡単でおすすめです。
- その他、ステンレス製での製作やお好きなカラーでペイントする事も可能です。
屋外で使用する場合
- 風や雨、直射日光などを考慮して部材を選択し、各部の防水処理や排水なども考慮して設計する必要があるため、屋内仕様に比べて少し制約が多くなります。
- 鉄の素地の雰囲気を生かす場合には、耐候性に優れた2液タイプのウレタンクリア塗装と各部の防水処理が必要です。鉄の経年変化をお好みの方、鉄製にこだわる方以外にはあまりおすすめしない特別仕様です。
- ステンレスでの製作でしたらサビの心配はありませんので、電気的な部分の対処のみで製作可能です。 着色塗装ではなく生地の雰囲気がお好みでしたら塗装が不要になります。
- それでは鉄とステンレスで最終的な価格がどのように変わってくるかご案内いたします。
- 材料・加工費: ステンレス > 鉄
屋外用塗装費: ステンレス(不要) < 鉄(必須)
防水処理: ステンレス(ほぼ不要) < 鉄(必須) - ※屋外用電材は共通です
鉄製とステンレス製で上記のような価格面の特徴があります。
簡単にまとめますと、鉄製は材料費が抑えられる代わりに防水処理や屋外用塗装が必要で、ステンレス製は材料・加工費はかかりますが塗装と防水処理が不要(最低限のみ)になります。
「屋外用のアルファベットサイン」の場合には一部の特殊な仕様を除いて、鉄製とステンレス製とを比較した場合の製作費はほぼ変わらないと思っていただいて大丈夫かと思います。
マーキーライトに使用する電球の種類や明るさについて
電球はフィラメントの雰囲気が最高な「裸電球」はもちろん、消費電力や発熱が少ない「LED電球」での製作も可能です。それぞれ特徴がございますので詳細についてはお気軽にご相談ください。
近年のLED電球の普及と技術の進歩によって、雰囲気の良いLEDも増えてきています。
紫外線が少ないので、これに集まる虫が来なくなるという理由でLEDを選ばれる方もおられます。
1球あたりの明るさや電球の数量につきましてもお好みに応じて対応させていただいております。
電球背面のテクスチャについて
こちらの製作例は、電球の背面部分に特殊なテクスチャ加工をして光の乱反射を楽しめるようにしています。もちろんステンレスにも加工ができますので金属の素地の雰囲気が好きな方にはおすすめです。
側面は軽いヘアラインのような仕上げにして全体の雰囲気をまとめています。
360度見える場所に置く場合の特別仕様
<壁付けの場合は特に問題ありませんが、背面が見えるような場所に置いて使用したい場合には、裏側の配線が見えない方がスッキリします。
特別仕様として、背面の脱着式のカバーも製作可能です。今回はこちらにもテクスチャーを入れておきました。簡単に脱着できますのでメンテナンスや、点検も可能です。
壁に引っ掛けるだけの簡単設置にも対応します
インテリア用(屋内)限定にはなりますが、壁面にしっかり固定する構造では無く、ビスの頭に引っ掛ける構造での製作も可能です。今回の仕様では背面のカバーに取付穴を設けていますが、背面カバーが無いタイプでも専用のステーをご用意していますので取り付け可能です。
書体や大きさによって重量バランスが異なりますので、ご相談の内容に合わせてご提案させてただいております。
電源コードの取り出し方向や、スイッチの有無なども自由にお選びいただけます。
※ ↓の画像はアイアンメッシュに引っ掛けてマーキーライトをディスプレイした様子です。
サイズについて
電球のレイアウトの関係で極端に小さい場合は製作が困難な場合がございますが、それ以外はご希望のサイズに応じて製作プランをご用意させていただきます。
一般的には、幅または高さが400ミリ~900ミリ程度のご相談を多くいただきます。
フォント(書体)の指定やデザインについて
お客さまのデザインをもとに製作することができます。
イラストレーターのアウトラインデータで入稿していただくのが一番確実でスムーズです。
事前にデータの確認やそれに伴うアドバイスもいたしますのでデータをお持ちの方は info@618-ganz.com まで送信してください。
テーブルの上に置いて文字単体で自立させたい場合には書体によって工夫が必要な場合がございます。
こちらの「G」もデザイン段階で自立を考慮しています。
複数のアルファベットを連結させたり、オリジナルのロゴでの製作も可能です。
ひらがなや漢字、明朝系のフォントでの製作につきましては、電球のレイアウトの関係がありますのでデザインの修正が必要な場合が多いです。
手書きのイメージからのデザインや一般的なフォントの加工などのデザイン作業は専門のスタッフが対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
理想のイメージをカタチにするお手伝いをさせていただきます
同じ雰囲気のマーキーライトの製作例をご紹介していますので合わせてご覧ください。
各部の仕様決定やサイズ、電球の明るさや種類など沢山の決定要素がございますので、迷ってしまう前に是非一度ご相談ください。概算のお見積もり(無料)と合わせて各部の仕様決定のお手伝いをさせていただきます
※お電話でのご相談やフルオーダー製作に関しましては下記のアイテム詳細ページをご覧ください。
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